新善光寺の境内を境内案内図と写真でご案内します。
表門では、青い火鉢に植えた季節の花がお出迎えします。
枝垂れ桜を中心に冬には椿、5月にはサツキやツツジ、6月には紫陽花の花が庭を彩ります。秋には、金木犀の花やモミジの紅葉が楽しめます。
表門を入ってすぐ左側に納経所があります。御朱印の受付は納経所で承っております。今までのご朱印や新善光寺が掲載された雑誌もご覧いただけます。
大玄関横には、珍種のメダカ「みゆき」が泳ぐ睡蓮の鉢があり、夏には睡蓮の花が楽しめます。
松の横を通って中門をくぐると、正面に本堂、左側に大方丈が見えてきます。違った空気が流れているような、落ち着いた空間がそこにはあります。
大方丈は江戸年間に建てられました。客間が10室あり、特別拝観の際には大方丈の客間にある「唐人物図」の襖絵の公開も予定しています。
大方丈前の庭には、春には都忘れ、夏には桔梗、秋には秋明菊の咲く植え込みがあります。
庭園を抜けて正面に見えるのが新善光寺の本堂です。本堂にはご本尊阿弥陀如来立像をはじめ多くの仏像や先師の位牌、かかわりのあった皇族様方のお位牌、檀家様のお位牌が安置されています。
本堂の大屋根には、数種類のデザインの鬼瓦が本堂を守っています。写真は本堂の右横の屋根にある鬼瓦です。
本堂前の庭園には錦鯉が泳ぐ池があります。池に近づくと、餌をもらえると思い鯉たちが池の岸に集まってきます。手水鉢には、庭の花を浮かべて。
池の左上が愛染堂、右奥には2020年秋から整備を始めた紫陽花の丘があります。
庭園奥にある愛染堂には、愛染明王を祀っています。 愛染明王 は「敬愛和合の仏様」としての信仰が篤く、諸々の祈願のために多くの参拝者を集めている、京都泉涌寺七福神めぐりの番外の仏様です。
2020年秋から愛染堂横の築山を新たに整備し、紫陽花と季節の草花が楽しめる新しい庭「紫陽花の丘」を造園中です。
2021年夏には愛染堂から紫陽花の丘に抜ける歩道も整備し、前庭を含め100本以上の紫陽花を植え付けました。数年したら紫陽花の苗も育ち、四季折々の草花が楽しめる庭が完成する予定です。
四季
新善光寺の四季をスナップショットでご紹介します。四季の写真をクリックすると各季節の写真をご覧いただけます。...
続きを読む春
新善光寺では、優雅なしだれ桜の花が春を告げます。桜の後には、愛染堂前のピンクのシャクナゲや、紫陽花の丘の濃いピンクや白いツツジの花、紫のアジュガなどが咲き始めます。...
続きを読む初夏
寺庭の木々の新緑が美しい初夏。大方丈の前の庭では桔梗が咲き始め、表庭や紫陽花の丘の無数の紫陽花が美しい季節です。新緑の本堂前大方丈前のサツキの花大...
続きを読む夏
8月には、大方丈前の百日紅が濃いピンクの花を、大玄関横の鉢の水連も花を咲かせます。大方丈前の百日紅の花大方丈前を彩る青い桔梗の花大方丈前を彩る青い...
続きを読む秋
秋になると、寺庭のあちらこちらでシュウメイギクやツワブキの花が咲き始めます。大方丈前の庭のシュウメイギク前庭のツワブキ/前...
続きを読む晩秋
晩秋の11月には、イロハモミジなどの赤や黄色の紅葉が見ごろを迎えます。入口門からのぞくモミジの紅葉前庭のモミジの紅葉とサザンカの花前庭から中門を望...
続きを読む冬
サザンカの濃いピンクの花と、千両や万両の赤い実が、冬枯れの寺庭に鮮やかな彩りを添えます。うっすらと雪をかぶった大方丈の大玄関前雪の日の朝の主庭園大...
続きを読む早春
早春の3月に、紫陽花の丘に春の訪れを告げるのはスイセンの黄色い小花たち。冬中赤い蕾をつけていたスキミアは白花を、大方丈前の梅はピンク、本堂横の梅は白花を咲かせます。...
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